武丸海運の人

「武丸海運の誇れるものは?」と聞かれたら、わたしたちは「人」と答えます。
船の仕事は危険も伴います。仲間を信じ、仲間のために一人ひとりが自分の仕事に取り組んでいます。
武丸海運は、人にしかできない仕事で、人と人から生まれる力で、船を走らせています。

第三十八たけ丸 船長

坂本 清和

KIYOKAZU SAKAMOTO

私は、武丸海運に入社する前は遠洋漁船で通信士をしており、その頃からタグボートに興味を持っていました。
知人の紹介で武丸海運に入社して以来、まもなく30年になります。
海上で過ごすことが多い職業ですが、船が着桟する場所の近くには、病院やコンビニ、スーパーなどがあり、大変便利で、このワークスタイルが気に入っています。
私が一番大切に思っていることは、「船内融和」です。
上下関係なく、何でも意見交換ができる環境が、事故を未然に防ぐことに繋がると思い、これを目指しています。
責任を持って、会社・乗組員の安全のために努力し、頑張りたいと思います。
武丸海運は私に合っていて、大好きです。

第一たけ丸 船長

岡村 圭悟

KEIGO OKAMURA

私が武丸海運に入社した当初は、先輩船長のもとで一から学び、早く一人前の船長になりたい一心で努力を続けてきました。
船のメンテナンス作業なども、誰かに言われる前に自ら動き、学ぶ姿勢を大切にしてきました。
「誰かに教えてもらうためには、まず自分から動くこと」先輩方の背中から、その大切さを学びました。現在は船長という立場を任され、日々船を動かす責任を感じています。
これまでは先輩船長にアドバイスをいただきながらの運航でしたが、今はその判断がすべて自分に委ねられています。
毎日が不安と緊張の連続ですが、だからこそ「安全第一」を徹底し、これまで先輩方から受け継いだ想いを引き継いでいきたいと考えています。武丸海運は、人の温かさに支えられた会社です。
働きやすい環境の中で、仲間とともに港の安全を守れることを誇りに思います。
これからも一層責任感を持ち、安全で確実な運航に取り組んでいきたいです。

機関長

大山 雄

YU OYAMA

私は一度武丸海運を離れましたが、他の会社を経験する中で、改めて武丸の良さに気づきました。
作業と休憩のメリハリがきちんとしていて、無理なく働けるスタイルが自分に合っていると思い、再び戻りたいと強く感じました。
武丸海運では、作業中は全員が真剣に取り組み、休憩のときはしっかり休む。この切り替えがあるからこそ、安心して業務に集中でき、プライベートの時間も大切にできます。「働くときは働く」「休むときは休む」という当たり前のようで難しい環境が整っているのが、武丸の大きな魅力だと思います。
また、仲間同士で声をかけ合いながら業務に取り組むので、自然と一体感が生まれます。
その雰囲気があるからこそ、毎日の仕事を前向きに続けられると感じています。
これからも、この働きやすい環境で経験を積み重ね、仲間と力を合わせて安全第一で業務に取り組んでいきたいです。

甲板員

大崎 翔琥

SHOGO OSAKI

釣りが好きなことをきっかけに、海に携わる仕事がしたいと思い、水産高校に通っていました。
そんな中で、インターンシップを通じて武丸海運を知りました。
武丸海運を志望した理由は、インターンシップで感じた社員の人柄の良さです。現場の温かい雰囲気に触れ、この方々と一緒に働きたいと強く思いました。
現在は甲板員としてタグボートの仕事に携わっています。タグボートの仕事は一人ひとりが大切な役割を担っており、その面白さを日々感じながら働いています。
今の目標は、海技免状を取得し、正式に航海士としてタグボートの作業に携わることです。
一人前の航海士として責任を持ち、仲間と力を合わせて現場を支えられるよう、これからも経験を積み重ねていきたいと考えています。

事務員

濱田 優花

YUKA HAMADA

入社前はタグボートのことをほとんど知りませんでしたが、日々の業務や周囲の方との関わりを通じて、その魅力を少しずつ感じるようになりました。
実際に船に乗せてもらったときには、小さなタグボートが自分よりはるかに大きな船を押したり引いたりしながら動かしている様子を目の当たりにしその力強さと港の安全を支える重要な役割の大きさに驚きました。
現在、経理事務として、タグボートの売掛業務などを担当しています。数字の管理を通じて会社全体の流れを知ることができ、事務の仕事であっても現場を支えているという実感がやりがいにつながっています。
まだ経験は浅いですが、会社を支えられる存在になれるよう、これからも成長していきたいと思います。